2014年5月26日月曜日

花の器って何だ? vol.2 - 華道家 平間磨理夫さん -

<華道家 平間磨理夫さん>

平間さんと初めてお会いしたのは、何年前でしょうか。
益子店での焼物の展覧会に来て下さったのが最初だったと思います。


華道。お花をやってらっしゃるとご紹介を受け。
お名前の、マリオさん(磨理夫)さんという
華道家名として?と思ったら、本名なんですよ、と。
一度聴いたら忘れない名前。
つぎにお会いしたときは、西川さんとご一緒だった。
お名前など紹介される前に、
あ!マリオさんだ!と思い出したのを思い出す。

それ以降、西川さんのお店でお花の教室をされていたり
西川さんと度々来て下さった。
お話やお茶をご一緒させても頂いているが、
そういえば、お花について
詳しくお話を伺うことは、これまでなかった。
今回が初めて。



先日、花会の打ち合せに来て下さった際。
みんなでお茶のみ話をしていた時、
みなさんにとってお花をいけるということは
そもそも、どういう事なのかを伺いたいと思った。

まずは、平間さんに今回のトークイベント
「花の器って何だ?」へのコメントを頂いた。


◆◇◆

花と出会うことによって
あきらかになる存在

いのちを受けとめたり
いのちを吹き込んだり
いけることの意味を掘り下げつつ
無限にひろがるイメージから
確かな言葉を眼にしたい


◆◇◆


花をいけるという行為は、命を頂くということ。
その尊さに感謝し、その事を重んじ、
頂いた花の命を最大限にいかす。
その行為が暮しを少しだけ豊かにしてくれる。
その事にまた感謝して、丁寧に。
と、言葉をひとつひとつゆっくりと選びながら
考えながら、話してくださった。

そのスピードや声の大きさやリズムから
野山に美しく花の命を摘んでいける。
その事に真摯に向き合い花をいけてらっしゃる姿勢など
平間さんの毎日を少しだけ垣間みれたような気がした。

続きは、お話会当日に
じっくりお話を聞かせてもらいたいと思う。
とてもたのしみ。