2014年6月28日土曜日

郡司庸久・慶子ー陶展ー益子店の様子

いよいよ本日から始まりました、郡司庸久・慶子―陶展―。
益子店の様子をご紹介致します。

本日ご紹介するのは、青い染め付けの絵柄の器。

呉須という顔料で絵付けされた、愛嬌のある動植物たち。
一枚一枚手描きされた器は全て一点ものです。
磁器が大半を占める今回の展覧会、
夏らしく涼やかな器で食卓を飾りたくなります。




スマートなワン子。



















仲良しな鳥と猫。



晩酌するヤギ。



















滲みが美しいマットな質感のお皿。下はバクでしょうか?

馬にウサギに鳥に犬。みな生き生きしています。




取り皿の絵もみな様々です。選ぶのに迷ってしまいます。



















猫の醤油差し。蓋の模様も美しいです。


郡司庸久・慶子―陶展―は
7月6日まで開催中です。

年に一度の、スターネットでの郡司さんの展示。
どうぞお見逃しなく。




郡司庸久・慶子 -陶展-

梅雨の雫が葉を濡らし、
森の木々や街路樹が色濃くなってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

益子店・東京店では「郡司庸久・慶子 -陶展-」
を開催しています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

鳥をモチーフにした鉢や花器、
ブルーで描く絵付けのお皿や湯呑みなど
繊細で柔らかな雰囲気が伝わってきます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大き目の花器やティーポット、急須など
普段目にしたことがない作品も御目見え
しています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

こちらは益子店の様子。
益子店では2Fのギャラリーで開催中です。
本日6月28日(土)・29日(日)は郡司庸久さん・慶子さん
が在廊されています。
大き目の花器や茶器のセット、香炉など
多めにお揃いしております。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


こちらは東京店の様子。
東京店では1Fのストアでの開催中です。
郡司庸久さん・慶子さんの在廊日は
7月5日(土)に予定しています。
東京店は小さくかわいらしい花器や平鉢、
湯呑みなど日常使い出来るような作品を
展示しております。
※予定が変更になる場合もございます。予めご了承くださいませ。

 
この季節は森の香りも色濃くなり、雨音の音色を
聞きながら益子のカフェでゆっくりとした時を
お楽しみくださいませ。
普段以上においしいケーキを焼いてお待ちしております。
※カフェの併設は益子店のみとなります。
 

 

2014年6月27日金曜日

6月のシューズサロン

少し久しぶりの、スターネットシューズサロン。
6月は明日28日に開催致します。
(告知が直前になりましたことお詫び申し上げます。)

てのひらワークス小林さんの靴の制作風景を
ご覧頂けるのはもちろんのこと、
靴や足のことあれこれお話もお聞きいただけます。

どうぞお気軽にお立ち寄り下さいませ。

2014年6月18日水曜日

リムル ローマ時代のトンボ玉

リムル古代装身具展から、本日ご紹介するのは
ローマ時代のトンボ玉のネックレスです。

























このネックレスに使われている、金トンボ玉(ゴールドサンドイッチ玉)は
ガラスとガラスの間に金が挟み込まれています。
ガラス質の下から金の光がやさしく輝いています。

























今から2000年前ローマ時代、クレオパトラが存在していた時代(!)
のパーツを組み合わせて作られた、とても貴重なもの。
おそらくとても高貴な身分の方が身につけていたと思われます。

2000年の時を経て、きらきらと今を照らしてくれます。


2014年6月17日火曜日

リムル ファイアンスと金細工


リムル古代装身具展から、本日ご紹介するのは
ファイアンスと金細工のアクセサリーです。

ファイアンスとは、ガラス質に上薬を塗って
焼成したもののことで、
石がとても貴重で高価だった時代に、石に似せて
作られたもののようです。
エジプシャンブルーとも言われる青色は
確かにトルコ石のように見えます。

























そしてリムルのアクセサリーに欠かせない現代の繊細な
金細工のパーツもとても美しいものです。
タイやミャンマーの金細工職人の手によって作られる
オリジナルのパーツは、試作を重ね長い時間をかけて
ようやく完成したというものばかり。
写真のネックレスの金細工は箱形のそれぞれの面に
象・ほら貝・魚・蓮の絵柄が施されています。
どれも縁起のよいモチーフです。














ビザンチン帝国時代の金細工のパーツを再現したという
ピアス。
 目を凝らしてみると極細の金線がよられているのが
わかります。
























リムル定番のお花モチーフパーツのピアス。
この小さな一粒に50個ものパーツが使われているのだとか!



一見しただけではわからない、小さきものたちの魅力。
ご覧いただけますと幸いです。

明日もどうぞお楽しみに。

2014年6月16日月曜日

リムル 古代ガラスのペンダントトップ




益子店にて開催中の、リムル古代装身具展から
美しいものをご紹介します。

古代ガラスのペンダントトップです。




















ローマ時代の瓶などのガラスの破片が、銀化という
風化現象を起こし、このような美しい複雑な色に
変化します。


500年以上砂漠の砂に埋もれていることで、このような
銀化という現象が起きるのだとか。
ローマ時代に瓶として使われていたものが、砂漠の中で
500年以上眠り続け、そして今益子に渡ってきたことの
不思議を思わずにはいられません。

陽に当てると、また違った表情を見せてくれます。
石のようにも貝殻のようにも見えます。

























暑い季節の装いに華を添えてくれそうです。


明日もどうぞお楽しみに。

2014年6月15日日曜日

リムル インダス文明のステアタイト

 益子店にて開催中の「リムル 古代装身具展」から
とても珍しいアクセサリーをご紹介します。

今から約3000年前、インダス文明の時代の
ステアタイト(凍石)という石のネックレス。


まだ金属などの道具がなかった時代に作られたもので
固い植物の茎などを道具として使い細かい文様などが彫られたのではないか?
と言われているのだとか。
石としては柔らかい性質のようです。

細密な文様はお守りの意味を持っているそうです。
古代の人が身につけていた装飾品には、
お守りとして、または地位や権力を表すためのものであることが
多かったといいます。


インダス文明にどのような祈りを込めてこの装飾品が
作られたのか、どのような人が見につけていたのか。
しばしの空想に浸れる贅沢な時間です。

博物館でガラス越しにしかみられないような貴重な一品。
ぜひ、間近でお手に取ってご覧下さいませ。


明日もまた、美しい装飾品をご紹介いたします。





2014年6月14日土曜日

リムル 古代装身具展 はじまりました


本日から益子店にてはじまりました、リムル古代装身具展。
展覧会の模様を少しご紹介いたします。

リムル片桐光治さん、千代さんの作られるアクセサリーは
 発掘された古代の石や金細工などのパーツと現代のパーツを
組み合わせた特別なものです。

金細工士の仕事が光る、現代の金細工は
目を凝らして見るほどにその技術に驚かされます。
これらの金細工はリムルオリジナルで、タイやミャンマーで
作られているそうです。
小さなお花が連なってできたボールや
それぞれの面に模様が施されている箱がたのパーツなど、
普段目にするアクセサリーとは一味も二味も違います。





こちらは古代ピュー王国の、発掘された金細工を
つなげてできているネックレス。
古代ピュー王国は、現在のミャンマーに2〜6世紀頃
在った王国です。
片桐さんはこれらのパーツを1年以上かけて集めて
ようやくこの一連のネックレスに仕上げたそうです。
この金のパーツもとても貴重なもので、
博物館に並んでいてもおかしくない宝物のようなネックレス。
パーツの形にもそれぞれ意味があるようですが、
解明されていないことも多いとか。



きれいな石や金のパーツを組み合わせたもの
石を模して作られたファイアンスというガラスのパーツや
古代水晶、古代ガラスなど興味深いものが並びました。

もともと文化人類学の研究調査をされていたときに
発掘された石や金細工に出会われたという片桐さん。
リムルのアクセサリーやそのパーツの背景にある
歴史や物語を知ることができるのも楽しみです。

































リムル古代装身具展は
6月22日(日)までスターネット益子店
ギャラリー遊星社にて開催中です。

作家在廊日は6月15日・20日・21日・22日
を予定しております。

お越しをお待ちしております。





小さな発表会 松野栄治 - ガラス展-

昨日までの鬱々とした梅雨を忘れてしまうほど、
気持ちの良い青空の広がる本日。
 
starnet益子店1Fと東京店1Fにて、
暑い夏に涼しい風を運んでくれそうなガラス展が始まりました。
 
松野栄治さんのつくるガラスは、宙吹きと言われる技法で作られています。
型に吹き込んで成型する型吹きとは違い、中空で吹き上げていくガラスです。
 





 
 
 
 
 
 
 
 
 
手のひらにやさしく納まるやわらかな形は、
宙吹きのガラスならでは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
水を縁までいっぱいにしたみずのうつわは、
周囲の景色を映し込んで不思議な世界が広がります。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
starnetの作家さんの間も愛用者の多いsilent air glassは、
その名の通り空気のような軽さで静かな佇まい。
毎日の食卓に『特別』を与えてくれるグラスです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ビールの泡がとても美味しく入れられると松野さんがお勧めしてくださったのは、
白色がなんとも美しいグラス。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
暑さの厳しい夏の初めに、涼を感じるガラスを探してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
6月22日(日)までです。