『200個。尋常ではないこの数に特別な気持ちで臨みます。
今は天に昇ってしまった馬場さんと、あーでもこーでもと
やり取りをしながら作った「ミノムシバッグ」も久しぶりに作ろうかな。
益子の町が陶器市で賑わうなか、美しいスターネットで展覧会が
出来ることを幸せに感じています。』
今回のDMによせられた曽田耕さんの想い。
starnet馬場浩史とのプロジェクト、
starnetの暮らしの思想ともいえる
「organic handloom」の取り組みの中で、
このミノムシバッグを誕生させました。
毎週、同じ曜日に東京から益子へ通い、
店があるところからさらに坂を上ったところにある空間で
朝から馬場とお茶をともにして語り合いの中から、生まれたこのバッグ。
天国にいってしまった馬場との対話を思い起こしながら
製作していったというミノムシバッグ。
とても楽しく製作ができたというこのバッグは、
耕さんにとっての「organic handloom」という取り組みの中でも
原点に近いものなのではと感じます。
使用した革は開発にも携わった
コンフォートシューズTATAMI naturalのタンニンなめし革。
この裁ち落としを利用して、ミノムシバッグは製作されています。
「ミノムシのようなバッグを」という馬場のリクエストにより
生まれたミノムシバッグ。
耕さんの手にかかれば、裁ち落とし革の個性をいかした
素敵なカバンに仕上がります。
organic handloomとKOの二つの焼き印を
押した今回の作品。
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さて!少しだけ
ミノムシバッグをご披露ということで、
上の写真はミノムシバッグと
これから冬には欠かせない積み上げられた薪。
曽田家は都内にお住まいですが、薪ストーブなのです。
積み上げられた薪からは、プチプチと聞きなれない音が。
尋ねてみると、
薪の中にいる虫が動いている音だとか。。。
昨年は冬になると、温かいお茶と薪ストーブで
焼いた干し芋をごちそうしてくれた耕さん。
starnetのスタッフにとっては、
たよりになるお兄さん的存在、
そして職人としての率直さとぶれない信念の持ち主でもある
耕さんが挑んだ今回のstarnetでの展示会。
200個。という尋常ではないこの数。
限界に挑戦してみたかったという
曽田耕さんの200BAGS、どうぞお楽しみに!!
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曽田耕 200 BAGS
10.27 sun - 11.5 tue *31(木)は定休日
ギャラリー 遊星社
作家在廊日 10/27(日)、 11/1(金)
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