2013年10月22日火曜日

曽田耕200BAGS 「ミノムシバッグ」


『200個。尋常ではないこの数に特別な気持ちで臨みます。
今は天に昇ってしまった馬場さんと、あーでもこーでもと
やり取りをしながら作った「ミノムシバッグ」も久しぶりに作ろうかな。
益子の町が陶器市で賑わうなか、美しいスターネットで展覧会が
出来ることを幸せに感じています。』

今回のDMによせられた曽田耕さんの想い。
starnet馬場浩史とのプロジェクト、
starnetの暮らしの思想ともいえる
「organic handloom」の取り組みの中で、
このミノムシバッグを誕生させました。

毎週、同じ曜日に東京から益子へ通い、
店があるところからさらに坂を上ったところにある空間で
朝から馬場とお茶をともにして語り合いの中から、生まれたこのバッグ。
天国にいってしまった馬場との対話を思い起こしながら
製作していったというミノムシバッグ。
とても楽しく製作ができたというこのバッグは、
耕さんにとっての「organic handloom」という取り組みの中でも
原点に近いものなのではと感じます。

使用した革は開発にも携わった
コンフォートシューズTATAMI naturalのタンニンなめし革。
この裁ち落としを利用して、ミノムシバッグは製作されています。
「ミノムシのようなバッグを」という馬場のリクエストにより
生まれたミノムシバッグ。
耕さんの手にかかれば、裁ち落とし革の個性をいかした
素敵なカバンに仕上がります。

organic handloomとKOの二つの焼き印を
押した今回の作品。


さて!少しだけ
ミノムシバッグをご披露ということで、
上の写真はミノムシバッグと
これから冬には欠かせない積み上げられた薪。
曽田家は都内にお住まいですが、薪ストーブなのです。
積み上げられた薪からは、プチプチと聞きなれない音が。
尋ねてみると、
薪の中にいる虫が動いている音だとか。。。
昨年は冬になると、温かいお茶と薪ストーブで
焼いた干し芋をごちそうしてくれた耕さん。

starnetのスタッフにとっては、
たよりになるお兄さん的存在、
そして職人としての率直さとぶれない信念の持ち主でもある
耕さんが挑んだ今回のstarnetでの展示会。
200個。という尋常ではないこの数。
限界に挑戦してみたかったという
曽田耕さんの200BAGS、どうぞお楽しみに!!




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曽田耕 200 BAGS
10.27 sun - 11.5 tue  *31(木)は定休日
ギャラリー 遊星社
作家在廊日 10/27(日)、 11/1(金)

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