2013年10月21日月曜日

曽田耕200BAGS 「PWカバン」


裁ち落としを利用して製作する曽田耕さんのカバンは
パッチワークの手法がたっぷり使われています。
写真の市松模様のように革を真鍮のカシメでとめた
カバンもそのひとつ。

今日はその製作の舞台裏をちらりとご紹介します。
下の写真は、”ハンコ”です。
何につかうんだろう、、、と見せてくださったのが
そのまた下の写真。

そう、PWバッグのピースをこれで型どりしているのです。
製作当初はきっちりこの型通りに切っていたのも
今では裁ち落としでできたカタチの面白さを残すのが耕さん流になりました。
前回ご紹介した色の組み合わせもさることながら、
こんな感じでできたピースのカタチの面白さは無限大です。


ハンコがおされてカシメを通す穴の印もついています

カシメを通す穴あけ作業
あけた穴はカシメがきっちりくっつくように
薄くすきます。すべて手作業によるもの。



あとは耕さんの手によって選ばれたピースが組み合わされて
カバンになるのを待つだけ!
使い込むごとにかわりゆくヌメ革の持ち味も
お楽しみいただけます。


耕さんの工房です。
まるで、好きなものをどっさり集めた男の子の基地のよう!
明日はorganic handloomのプロジェクトで生まれた
「ミノムシバッグ」をご紹介します。

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曽田耕 200 BAGS
10.27 sun - 11.5 tue  *31(木)は定休日
ギャラリー 遊星社
作家在廊日 10/27(日)、 11/1(金)

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