「starnet 馬場 浩史の仕事 これまでとこれから」という
タイトルで展覧会を行います。
これまでの歩みを文章と写真によってプレゼンテーションしながら、
馬場ディレクションのart workers studio（スターネット工房）
の陶器、ガラス、服、鞄、靴、家具、CD等、色々な作品が並びます。
続々と作り手さんたちから作品が届きました。
陶器、鞄他、馬場から生まれたアイディアが
それぞれの作り手さんの手により丁寧に作り出され、
かたちになった作品たち。
会場でどのように展示されるか楽しみです。
デザインするだけでなく、art workers studioで 制作の場に立ち会い、
作り手さんの手を見ながらその場で一緒に考えたり、
やりとりした中から生まれてくる具体的なアイディアや方法。
またそこから見えてくる方向性や可能性など。
そのようなちょっとした仕上げや始末の仕方の差が
出来上がった作品にも写ってくる。
パソコンや紙の上だけでは生まれない、
奥行きのある立体的なかたち。
今回はこの展覧会用に作られた
初お目見えの作品もいろいろあります。
あまり聞きなれないかもしれませんが、
今回は日本古来の革のなめし方で、「白なめし」という
化学薬品等を使わず、菜種油と塩、川の水でなめした
独特の乳白色の革を使ったバッグやイスも並びます。
武具などに使われていた柔軟でかつ強靭な革ですが、
手作業で白なめしをされていらっしゃる方は日本で現在お一人
になってしまったそうで、とても貴重な革を使っています。
［会場］CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店
［会期］2011年8月6日（土）～9月11日（日）11:00～19:00
http://www.claska.com/exhibition/2011/07/starnet.html
8月27日（土）は15:00 より、馬場のトークショーも行います。
starnetがオープンして13年。
「これまで、とこれから。」どんな内容になるのでしょう。
展覧会の期間も1ヶ月以上と長いですので、
ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄り下さいませ。