安彦さんは益子のお隣の茂木町で
照明や木工の作品を制作されています。
今回は桜の木のカッティングボードと
エンジュの小皿が入荷しました。
テーブルでフルーツやチーズをカットするのに
ちょうど良い小さめのサイズと、
パンなど用の少し大きめのサイズです。
安彦さんの作品は、作りこみすぎないこと、
を意識して制作されているそうです。
木は自然素材なので、材料の中にはひびが
入っているものもありますが、
安彦さんはその部分を取り除くことなく、
丁寧にくさびを打ったり、違う木材で継いだり。
それぞれの素材の個性をいかして施されるそれらは、
『ひび』もそれが逆により良い個性となって
どこか作品に温かみと愛嬌を感じます。
エンジュの木の小皿。
木の年輪や自然の形をいかしているので、
シンプルながら、どれも個性があって
なかなかいい味をだしています。
茶托にしたり、ナッツやお菓子をのせたり。
木のやさしい手触りも心地よいです。
安彦さんの作りこみすぎない作品はきっと
すでにおうちにあるものともなじみつつ、
でもどこか愛嬌のある存在感であきることなく
日々を楽しませてくれることと思います。
自由にいろいろな作品を作っていらっしゃるので、
また次にどんな作品が見られるのか楽しみです。