2010年12月11日土曜日

starnetのX'mas


もうすぐ、X'mas。
starnetの玄関に、リースを飾りました。


唐辛子をさした手作りのリース。
赤のグラデーションがとてもきれいです。

2010年12月1日水曜日

鈴木稔さんのうつわ



鈴木稔さんのうつわは、モダンなフォルムで、でもどことなくあたたかい印象。
そして、きれいに肌に添って流れた釉薬や、たくさんの絵の具が重なり 合っているような
なんともいえない複雑な色味に惹きつけられる。

表情豊かなそれらのうつわは、
益子の土と伝統釉を使い、石膏型で作られ、
登り窯で焼成することで、1つとして同じ表情のない複雑な色味になる。



『型』というと、工業的にたくさん作れるようなイメージがあるように思われるが、
板状にした粘土を型に貼り付け合わせて作る為、
ろくろでひくよりも時間や手間もかかるそう。

型の原型作りもほとんどろくろを使わず、手の中で形作っている。
型ではあるが、その中に表れる自然なゆがみに
あたたかみを感じてもらえたら、と鈴木さん。

手に持つと、手の中にすっぽりとなじむ感じが、
なんともほっとるすような安心感があって心地よい。



実際、工房でひとつひとつていねいに型に貼り付け、
合わせていく作業の様子は、「手仕事」といった印象だった。






一般的に益子で今まで登り窯で焼成されていたものの多くは、
薪で焼成される為、 その灰や炎の影響を受けないよう「サヤ」と呼ばれる
入れ物に品物を入れて焼成するというものだったが、
鈴木さんは、逆に炎や灰の影響を受けやすくするよう窯の天井を低くし、
直接品物に灰や炎があたるようにしている。
それらが、うつわに複雑な表情を作っている。



「型」という同じものをいくつも作れる道具を使い、同じ釉を施しても、
窯からでてくるうつわたちはどれも違う表情。

1つのうつわの中にも前から見た表情、後ろから見た表情が違って楽しい。



益子でずっと使われている土や釉にこだわりつつも、
『今』、や『これから』、を意識し、あたたかみの中に、
常に挑戦しているようにも感じられる鈴木さんの器。

いろいろなものがたくさんあるが、この鈴木さんのように
益子焼にしても、その他すでに身の回りにあるものにしても、
まだ『これから』の可能性がたくさんあるように感じた。

2010年11月21日日曜日

郡司 庸久陶展


昨日よりはじまりました、郡司庸久陶展。
たくさんのお客様に足を運んでいただいております。




奇をてらわない、日常生活に溶け込むような器たち。


昨年の陶展に引き続いているかのような作品群。
そのなかに現れる郡司さんの意欲。


新しく灰釉のシリーズも加わりました。



展覧会ならではの作品群、ぜひご高覧ください。

※掲載品につきましては、すでに完売しているものもございます。
詳しくは店頭までご確認ください。

郡司庸久 陶展
ストア 2F ギャラリー遊星社
11/20(土)~11/28(日)

2010年11月9日火曜日

臨時休業のお知らせ



臨時休業のお知らせ

誠に勝手ながら、11/10(水)は臨時休業とさせて頂きます。
11/12(金)より通常営業になります。

2010年11月3日水曜日

陶器市

本日、3日(水)より7日(日)まで秋の陶器市。
益子は空が晴れ渡り、気持ちのよい朝を迎えています。



※11月4日(木)は陶器市開催中により営業いたします 。

皆様のお越しをお待ちしております。