おかげさまでたくさんの方にお越しいただきまして
ありがとうございました。
花人三者それぞれの方の花の器、花いけに対する熱い想いなど
普段ではなかなかお聴きすること出来ないお話をたくさん
楽しんでいただけたのではないでしょうか。
今回の展示は而今禾の西川さんが年代や価値だけでなく、
西川さんの眼で見て、いいなと思われた花器や花器に見立てた
ものを多数集めて下さいました。
どれもひとつひとつ静かな佇まいではあるがしっかりとした存在感で、
詳しいことは分からなくてもなんかいいなぁ。やっぱり素敵だなと思ってしまう。
そこにそれぞれの器に花人三名が花を活けていく。
器と植物がお互いを引き立て合って生き生きし、
器や空間がさらにぐっと素敵に見えてきます。
器を愛で、花を愛で。
このような素敵な器や花活けに触れると、焼き物でも花器が売れないからと
作る人が減っているとのこと、ちょっとさみしく思います。
益子も焼き物の産地、ぜひ今にもこれから先にもよい物を作って、
作る人、使う人、見る人、それぞれ触発し合って作る技術や見る眼、
感性を磨き、素敵な文化を残していけたらと願います。
器使い、花活けの設え等、お家での参考にもなるのではないでしょうか。
今週末までの展示です。
ぜひみなさん見にいらして下さい。
常滑の大壷にはダイナミックな枝ものにさわやかな白のやまぼうしの花が