<花人 小春丸さん>
益子の知人宅で、花いけ教室を開催されていて
作家さんたちも通っている。
小春丸さんにとっては、生徒さんでもある
作家の展覧会の時にも、お店に来て下さるので
何度もお会いしている。
小柄な方で、話す声も個性的な装いもチャーミングで
とても可愛らしい方という印象があるが、
でも、展示を観に来て下さるときの
物を見たり手にされるその眼差しや持ち方が、
いつも真剣で力強い。きっと花いけもそんなのだと思う。
ライブで花いけをされたりしている際の話をみんなから聴くと
やはりダイナミックで、力強く素晴らしい、らしい。
。。らしい。。
というのは、残念ながらいつもお店があり足を運べない。
まだ小春丸さんの花いけを見た事がない事同様に
やはり、お花についてのお話を伺うのも
やはり初めて。
◆◇◆
花を生けるにあたり
生けたらどんな姿になるのかなぁーと思いながら、
植物の生命を断ち切り、生けてみるが
中々植物の個性をいかしてあげられない。
たまに納得した生け形に出会うとホットし嬉しい気持ちなる!
私は生けるという行為が好きなんだとその時感じる
花人 小春丸
◆◇◆
大地に咲く花を切る事は
命を切ってしまうこと。
当然、弱ってしまう。
そんなことをしてしまうからには
せめて見てくれる人に少しでも感動してもらいたい。
そうでなければ、花に申し訳がない。。
でも、いつもなかなか思うようにはいかなくてね。
と、謙遜しながら話される声は
優しいけれども力強い。
小春丸さんのお花をいける姿と、お話と。
初めて見られるので、今週末がとてもたのしみ。